Column
コラム
人は自分が今どんな状態かが分からないとストレスって話。
2025年10月6日
「あれ、なんだか歯がしみるなぁ、、、」
ということで先日、歯医者に行ってきました。
診察の結果、
歯周病+親知らずの虫歯。
うーん、これはとりあえず親知らずを抜いたほうがいいね
とのことだったので、
思い切って抜くことに。
痛いのはやだなー。。。
って憂鬱な気持ちだったんですが、
とっても上手な歯医者さんで、
まったく麻酔が痛くない!
あれ、もう終わり?
という感じでささっと処置してくれて。
そのなかで一番これは良いなー!と思ったのが、
治療の様子をずーっと
「実況中継」
してくれたことだったんです。
「今、〜をやっています」
「この後、少しチクッとします」
「ぐらぐらしていますが、大丈夫ですよ」
「もう8割抜けた状態なので、あと30秒で終わります」
という感じで。
思えば歯医者でのストレスって、
今自分が何をされていて、
これからどうなるのか、
それがいつ終わるのか、
が分からないことだと思っていて。
それを完璧に解消してくれたので、
また次の検診もここに来よう!
と思えたのでした。
で、ここからが本題。
これって僕らがやってるコンテンツビジネスに
通じるところがたくさんあって、
僕らが当たり前のように提供しているサービス中に、
受講生やクライアントさんが、
診察台の僕と同じような気持ちになってる
可能性があるということを考えておかないといけない。
ちなみに、僕が色んな講座を受けたりするなかで
一番キツイのが
「では、このワークを隣の方とペアでやってみてください!」
ってやつ。
これ、共感していただける方、結構いると思うんですけど、
なんでこの話を今日あったばかりの人と話さなきゃいけないんだ?
って思うんです(笑)
勘違いしてほしくないのは、
シェアすること自体がNGなのではなくて、
なぜ、
今このタイミングで、
偶然隣になった人と、
話す必要性があるのか?
を腹落ちできるまで説明ができていないことが問題なんです。
この理解がない状態で、
どんなに素晴らしいワークをやっても、
どんなに学びになるシェアを受けても、
受講生さんが変化・成長しにくいのでもったいないです。
不安な気持ちを取りのぞくこと。
そのために、
こまめにお客様の現在地とゴールを示してあげること。
一つ一つの行動の目的と意図を明確にしてあげること。
それだけで、お客様の反応がきっと変わるはず。
これまでたくさん講座やサービスを提供している人こそ
これを徹底することを意識してみてください。
歯医者と同じようにリピートしてくれるお客様も増えるかも。
それでは今日も歯ブラシ頑張ります!