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2020.11.11
協会ビジネスのロイヤリティー

  • 協会ビジネスのロイヤリティの決め方の重要なポイントを解説します。またロイヤリティについて考えていく上で一般的に陥りやすい失敗についてまとめてみました。

 

これからビジネスをやっていこう、また今のビジネスを発展させたい全ての皆様の収益を大きくするため次のビジネスの仕組みについて書いていきます。

選択肢の一つに協会ビジネスがあります。

ここでは協会ビジネスにおけるロイヤリティの考え方や収益の上がり方、よくある失敗例についてまとめさせていただきます。

これから協会ビジネスを立ち上げられる方の参考になればと思います。
それでは確認していきましょう。

 

■協会ビジネスにおけるロイヤリティの考え方

まず協会ビジネスとロイヤリティについて書いていく前にロイヤリティについての定義を示しておきます。

ロイヤリティとは、特許権・商標権・著作権などの使用料のことであると辞書には書かれています。
またフランチャイズ契約では、独自のノウハウ伝授の対価としてロイヤリティを支払うことを意味すると扱われています。
つまりあなたが協会ビジネスを立ち上げる行為は講座運営型フランチャイズビジネスの仕組みを作り上げる事となります。

協会ビジネスでは、あなたが理事長になり、協会を設立します。
その協会で認定講師を育てノウハウを教える権利を与え、活躍する場を提供する
形になります。
ここで認定講師からロイヤリティをいただくビジネスモデルとなります。

つまり認定講師がいかに誕生し、活躍してくれるかがあなたがロイヤリティを多く受け取れることになるかどうかの基準となります。

認定講師の講座収入の4割~6割がロイヤリティとして協会が受け取っていることが多いです。

認定講師はあなたが作成した講座ノウハウや資料があることでビジネスを最小限のリスクでスタートできるメリットがあります。

 

■協会ビジネスのロイヤリティを決める上で最も大切な3つのポイント

ロイヤリティ額を多く集められるか左右するのは、認定講師が開催する講座にあります。
そのポイントは3つあります。

1 集客 
2 講座単価 
3 講座販売の営業ノウハウ

まず1つ目は集客です。
協会ビジネスの場合、認定講師自らが周りに魅力を伝え集客をしなければなりません。
つまり集客がしっかりできる講師に認定講師になってもらうことがポイントになります。
そうすることで、あなたは自分で集客せず、あなたのコンテンツをさらに良質なものに更新していけるところがビジネスメリットとなります。

もう1つのポイントは、講座単価を上げることです。
どれだけ集客が出来ても単価が安ければロイヤリティは大きくなっていきません。しかし、ただ単に客単価の高い講座を作っただけでは成功となりません。
多くの協会が、この段階で終わってしまうことも事実ではあります。 
 
そのため認定講師を育成、輩出しても、認定講師が活躍するサポートの仕組みができなければ長続きしないでしょう。 

そしてもう1つのポイントは上2つの根本とも言えるでしょう。認定講師が講座の売り方を知らないことを認識することです。
1人で頑張って販売してきた理事長とは違い営業のノウハウが認定講師にあるわけではありません。どれだけ集客が出来て、販売できる高単価な講座が目の前にあったとしても確実にしっかりとした営業のノウハウで参加してくれたお客様に講座を販売することが出来なければロイヤリティは入ってきません。基本的な営業ノウハウの教育もロイヤリティを大きくするためには必要不可欠な要素であると言えるでしょう

 

■協会ビジネスのロイヤリティのよくある失敗事例

一番の課題は「講師の集客力」です。先程のロイヤリティ額を左右するポイントでも書かせていただきましたが、ビジネスを始めたばかりの講師は、集客ができない場合がほとんどですので、あなたが集客代行をして、講師から代行料を得るなどもあり得ます。
そのような仕組みを作り、認定講師にその中に参加してもらうようにします。

このように認定講師を育てていく場合には、あなたのお客さんは認定講師となります。そうするとロイヤリティを考えて認定講師の数を増やしたくなるでしょう。
しかし敷居を下げて講師を大量に増やしても、後で苦労してしまいます。
一番の失敗は講師の数だけ増えて、実際には稼げない講師が多く所属する協会となってしまうことです。
せっかく集めた認定講師がこの協会にいても意味がないと思ってしまうことだけは避けたいですね。

そんな事態になれば、ビジネスモデルそのものの危機です。
そうなる原因は、高額なロイヤリティー、そして、集客の弱さです。
講座受講者を集客できなければ、その仕組みはすぐに破たんしてしまいます。

スタートしてすぐは、どれだけ優秀な認定講師が所属してくれるかがスタートダッシュとしては大事です。

ただ、ロイヤリティを増やすポイントとしては協会として所属してくれた認定講師をどれだけ育成できるか、どれだけ講座内容を磨けるかとなります。

つまり理事長が今まで1人で積み上げてきた全ての能力を惜しみ無く認定講師に教育し、なおかつそれを継続してやっていくことで協会はよりコミュニティとして成熟し、影響力が上がり、また盛り上がるものになっていくのです。
協会ビジネスとはロイヤリティーで稼いでいくビジネスではありますが、決して楽して稼ぐことができる訳ではありません。

 

■協会がロイヤリティで継続的に稼ぐには

多くの協会でやりがちで大きな差が出るのが継続して認定講師とコミュニケーションを取ることです。
ここがポイントでは無いでしょうか?
継続してロイヤリティーを稼いでいくとするとやはり継続的な協会の発展しかありません。
一度認定講師になった人を放置してしまうことでやる気になった力漲る認定講師のモチベーションを下げることだけは避けたいモノです。
前述したようにこの協会にいても仕方ないと思われて気持ちが離れてしまうとどんなに良い講座であっても
販売が進むことはありません。
認定講師になったばかりの経験値の少ない講師のスキルの向上を目指すと同時に継続的に教育をしていくことでマインドも育てていきます。
また講座内容についても定期的にブラッシュアップしていくと同時に今までとの差を明確に認定講師に示し、差分のブラッシュアップ教育を行っていく必要があります。そのため認定講師向けの定期的な勉強会などは開催し続ける必要があります。今の時代集合研修では、なくリモートでアフターケアをすることも良いと思います。

 

■まとめ

教育ビジネスにおいて継続的に大きなロイヤリティーを稼ぐことは簡単なことではありません。ただ理事長が1人でビジネスに成功した経験を惜しみ無く、理事長の考え方、講座に共感した認定講師に伝え続けることが重要です。その結果として認定講師の活躍、協会としての成功、この先にロイヤリティーの最大化があります。そこに時間をかけ、労力を惜しまないことで自分1人では得ることのできない世界を見ることができます。
是非時間をかけながらお客様の役に立つ講座を提供し続けて協会ビジネスとして活躍されることを目指してください。

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